味噌問題から考える、物事の片面だけに飛びつく危険性

こんにちは。ア・バンブー株式会社の竹内です。

昔、この様な事が世間を騒がせました。

それは味噌問題です。
ある人がマスコミに出てきて、『味噌は塩分が多いから人の寿命を縮める』と発言。
その時、私は『味噌は、飛鳥時代から使用されている物、もし寿命が縮むなら、もう日本人はいないでしょう？』と思いました。

これは単に、塩＝高血圧＝寿命と物事の片面だけを結び付けて言ったのに過ぎません。
この影響で全国の老舗の味噌会社が売れず廃業したと聞きます。

その中、大手は何とか減塩味噌を作りだしました。
しかし塩分を減らすと味噌は腐るので防腐剤を入れたと聞いています。

結局、今では物事のもう片面が見えてきて、「味噌の塩は発酵食品なので問題ない」との説や、「塩分＝短寿命」の説も、人により違うなどと言われ始めた。

この件で残った問題は、「味噌が腐るので防腐剤を入れた」件です。

これこそ寿命を縮める事であり、

この要因をもたらした人たちやマスコミは責任をとるべきだと思います。

しかし、『ダメ』と言った人は誰も責任を取りません。
これが２つ目の特徴だと私は思います。

結論

『ダメ』と言い切る人ほど、本当は知らない人です。
私は、一度、読み、聞きしたら絶対に忘れない先生（本当に頭の良い人）に質問したことがあります。すると先生は『知らない！』と即答えました。
本当にビックリしました。
その私の顔をみて『本当に知っている人間は、自分が何処まで知っていて、何処を知らないか、知っている人間です。』と話されました。
今でも忘れられない言葉です。