ペースメーカーは頑丈！静電気でも事故は起きない耐電圧

こんにちは。ア・バンブー株式会社の竹内です。

また他の記事にはこの様な物もありました。
その当時、NHKが放映したドラマ「銀の瞳」の中で、埋込型心臓ペースメーカーの方が静電気によってペースメーカーが壊れ、死亡する画面が描かれたそうです。

それを見た心臓外科医が、日本医用機器工業会ペースメーカー協議会側に指摘、その結果、
①静電気による放電は電気量が少なく瞬間的で、埋め込まれたペースメーカーに電流が流れる事はない。
②ペースメーカーはチタン製ケースで覆われており、静電気が電子回路を破壊することはない。
③電波を出す機器がペースメーカーに影響を与える場合があるが、突然患者が亡くなるような事故は国内で例がない。
 

結局、協議会は「患者に不安を与え、一般視聴者にも誤った知識を植え付けた」として、NHKに対し訂正放送を求めたそうです。

静電気は、誰しも経験します。

私自身も、一番酷いときは心臓が強く締め付けられ、しばらく呆然とするほどの衝撃を受けました。
その衝撃から考えれば、「静電気でペースメーカーが壊れる」と作家が思っても不思議ではないです。
そこで「静電気　電圧」にて調べると『痛みを感じるほどの静電気となると3000ボルト以上、最大は１万ボルトとも３万ボルトともいわれる。 家庭用電気の30～300倍という高電圧が流れるそうです。
なぜ感電死したりしないのかというと、皮膚による抵抗がかかった瞬間に電圧が下がるのと、電圧は高くても電流が非常に微弱なため。
 しかし命に別状はなくても、けっこう痛い。』と書いてありました。（JUMBOﾆｭｰｽｻｲﾄ引用）
それでも壊れないペースメーカーは本当に丈夫ですね。
 

【結論】
世界中でNケージ電車（線路間１２V）が楽しまれていますが、この線路に触ってペースメーカーの患者が感電、影響を受けた例がありません。
もしあれば、携帯電話で最も過敏な規制をした日本が注意喚起をしないわけがなく、またNゲージ電車の注意書きにもその様な記載は全くないことから、当社が使用している直流１２Vの電気でペースメーカーが壊れる事はありません。

結局、この件でダメと言った人も、知識があって言ったのでなく想像で言ったに過ぎませんでした。