「４つ目の壁」立ちはだかる通称「電気に詳しい人達」

こんにちは。ア・バンブー株式会社の竹内です。

 

私の棚照明は開発当初、大手メーカーからも共同開発の声が複数かかりました。

しかし、何故か話が上層部に行くと話が途絶えました。

後で分かったのですが、各社には電気の専門家と言われる人がおられ、『この方法は、棚柱触ると感電の危険性があるからダメ』と言ったそうです。

中には、『棚柱は鉄製なので電気を流すものではない。電気は銅線に流すもの・・・』という方まで。
この様な方には、『電池並みの電圧では人間は感電しない！』、

また『鉄は金属なので電気は通ります。』と反論しました。

 

しかし、ご自分が勉強した知識を出してきて『感電は、電圧でなく電流です。』

『鉄は伝導表を見ても電気を流しにくい物質だからダメです。』と言います。

 

それでも反論すると、今度は視点を変え『でも、ペースメーカーの人はダメですよね！』と、全てを知っているように自信満々に言い切ります。

 

私も電気の事は色々勉強しましたが、浅く広く実践派の人間なので、『ダメ』と言い切られると、『この人はダメと言い切れるほど良く勉強して来た人だから、やはりこの方法はダメなのかな？』と、この時はもう反論できずに仕方なく「置くピカ」の開発を断念しました。
 

そこでこの方法を諦めて、電気に全く触れない方法を模索し始めました。

それが「ララライト」開発につながります。

 

ただ数年後に、「ダメと言い切る人ほど実は意外と知らない」事が分かりました。

それについては後日書かせて頂きます。