壁にぶつかりながら考案した棚照明、2つ目の壁
2023/12/22
こんにちは。ア・バンブー株式会社の竹内です。
「1つ目の壁」を突破すべく毎日毎日、棚を眺めていたある日、
突然!「乾電池回路(写真1)」と「棚」が重なって見え、
その瞬間『出来る!』と心の中で叫びました(笑)
案が浮かんだら即、実践です。
左右の棚柱を回路に見立てて、LEDとACアダプターを棚柱につなぎ電気を通しました。
しかし、LEDが全く点きません。
原理的には非常に簡単なのに点かない!
このような単純な場合に上手く行かないと、不思議と頭がパニックになります(苦笑)
原因を突き止めるべくテスターを当てみると電気は流れています。でも点かない?
その後、色々調べたところ壁の下地が木造でなく軽量鉄骨(写真2)のため、電気が壁裏に流れたのが原因でした。
賃貸のお店なので壁の構造までは分かりませんでした。
そこで電気を遮断すべく棚柱と壁面の間に垂木を挟みました。
乾いた木なら電気を遮断できるからです。
すると今度は成功しました。
ただ、全部の棚柱に垂木を付けるのは、お店の雰囲気を壊します。
そこで1台分だけ自作で透明アクリル板を加工し垂木の代わりに挟んでみました。
すると点灯したので残りの分の加工を専門業者に頼みました。
後日、加工品が届いたのですが、他の仕事を優先したため実際に取付を行ったのは4か月ほど後でした。
そしてここで大変な問題が起きました。
棚柱とアクリル板の長さが合わないのです。原因を色々調べてたどりいたのが、
棚柱(金属)とアクリル(非金属)の熱膨張の差によるもので製作した夏と、付けようとした秋の温度差が原因でした。
これが『2つ目の壁』です。
この問題、一見早く解決できるかと思いましたが全く道が開けません。
また、様々な方々に相談しましたが打開策は見つかりませんでした。
結局、これが解決したのは約5年後でした。
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照明器具は置くだけで完了
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