施工例
美術品展示ケース
美術品展示ケース
工房・和美美紗様(石川県輪島市)
ケース内に展示してある物は、輪島塗の蒔絵加飾の宝石箱です。
こちらに出会ったのはララライト搭載のアクリルケースを金沢の展示会に出展した時です。
この時、他のブースに出展されていた宝石箱に吸い寄せられました。
しかし、オーナー様曰く『ガラスケースの照明が左右に立つスポットだけなので、箱にちりばめた玉虫羽の美しさを伝えられない』とお話されました。
そこで当社に『この箱の美しさを引き出し、4面からみる事ができる展示ケースが作れないか?』との話になりました。
さすがに難しい話なので『最低でも1か月ほど考えさせてほしい』と伝え考え始めました。
その結果、美しさを最大限に出すためには4面全て上下から照明を均等に当てる事が良いとの結論に達しました。
しかし上部照明に送る配線はどうするか?
ここが最大の難問でした。
従来は背面を鏡にしてその裏に配線を通し上部照明を点灯させます。
またカギも欲しいとご要望でした。
色々と図面を書き上げ福井県の株式会社プラスティックス様(業界トップクラスの会社)に図面を送り、各部分の試作を一度作り正式に受注。
受注後3か月後に完成しました。
そのケースがこちらです。