危険源に対する保護について　【火傷の防止　他】

ア・バンブー株式会社　竹内です。　

 

日本照明工業会に参加されてる方から「危険源に対する保護」についての問い合わせがありましたので、今日は下記の④～⑧についてお答えします。

 

３章　危険源に対する保護（第７条-第１７条）

①　感電に対する保護

②　絶縁性能の保持

③　火災の危険源からの保護

④　火傷の防止

⑤　機械的危険源による危害の防止

⑥　化学的危険源による危害又は損傷の防止

⑦　電気用品から発せられる電磁波による危害と防止

⑧　使用方法を考慮した安全設計

⑨　始動、再始動及び停止による危害の防止。

⑩　保護協調及び組合せ

⑪　電磁的妨害に対する耐性

 

④　火傷の防止

③のところで述べたようにアルミダイカストの放熱効果により、一番熱を出す高輝度タイプを丸１日点灯しても表面温度が45度（通常タイプなら25度）と、お湯なみの温度なので器具に触れても火傷につながる事はありません。

 

⑤　機械的危険源による危害の防止

⑥　化学的危険源による危害又は損傷の防止

⑦　電気用品から発せられる電磁波による危害と防止　等。

基本的には、他社の業務用と殆ど同じ構造であり、使用方法も棚受け金具と棚板の間に設置するためそれらの危険源がない。また⑦については一般的に広く使われているACアダプターを採用、非常に低電圧のため電磁波による危害はない。

 

⑧　使用方法を考慮した安全設計

従来の棚下照明器具からは当然配線コードが出ています。その為、設置・移動の際はコネクターの取外しや、配線手直しが必要となります。特に下段の棚配線手直しは態勢を低くするなど体に無理が生じます。その時に棚にぶつかるなどの衝撃により上から展示品が落ちてくる危険性もあります。

その点、「置くだけ～」方式は、棚下照明器具の配線コードが無いため設置がまさしく置いていくだけ、無理な態勢を取る必要もなく一番に使用方法を考えた器具であると言えます。