蛍光灯は展示品の色焼けも起こすけど、実はお酒の味も劣化させる。

ア・バンブー株式会社　竹内です。

 

よくLED照明は、商品が色焼けしない事は知られています。

これは電球と同じで紫外線を出さないからです。

 

しかし、お酒も蛍光灯の光で味が劣化する事はあまり知られていません。

実は、私自身もお酒屋さんの社長様からお聞きして初めて知りました。

そのためにお酒は、色瓶に入っていることが多いそうです。

 

なぜ蛍光灯＝紫外線？と思われる方もいると思いますが、超簡単に言えば、蛍光灯は内部放電により紫外線を発生させています。

その紫外線が筒内部の白い発光物に当たり光を出します。

しかし、その紫外線の一部はその壁を通り抜けて外に出てしまいます。

これが悪さをします。

 

良くホテルのお風呂場で、クシなどを殺菌している箱があると思います。

中が青白く光っているのは、この白い発光物がない蛍光灯（殺菌灯）が付いているからです。

 

色焼けについては、太陽の光で洗濯物の色を劣化をまねき、顔の日焼けを起こす事でも分かると思います。これも同じ紫外線のせいです。

 

蛍光灯は2027年に生産及び、輸出入が禁止になります。

店舗照明としては良いことが無いので、早めにLED照明に交換する事をお勧めします。